代表挨拶

初めまして。会長の山端です。

私は10年前、あるイベントで「犬整体」に出会い、「面白そうだ」という興味からこの技術を習得しました。それから5年間、実際に施術を続けて感じた犬整体の魅力は、筋肉をほぐすだけで犬の姿勢が劇的に変わることでした。

前足や後ろ足に負担がかかると姿勢は悪くなりますが、整体によって姿勢が整うと、歩き方はもちろん表情までパッと明るく変わります。

そうした変化を数多く目にする一方で、当時の私は「この施術は本当に飼い主様の役に立っているのだろうか」という疑問も抱いていました。どれだけ丁寧にケアをして一時的に歩き方が良くなっても、年齢を重ねるにつれて姿勢の崩れや歩きづらさは避けられず、最終的には寝たきりのままお別れを迎えるケースが多かったからです。

「最後まで自分のお散歩ができる体を守りたい」——その想いで施術を続けていましたが、5年前、私自身に愛犬を看取る時が訪れました。

そしてこの経験を通して初めて、お客様のお気持ちを心から理解することができたのです。

歩くことすらできなくなった愛犬に対して、なぜお客様は私に整体を頼み続けてくださっていたのか。かつての私には、歩ける見込みがない状態での施術の意味が分かりませんでした。

しかし、自分が看取る立場になってようやく気づいたのです。飼い主様にとって犬整体とは、単に「歩かせるための技術」ではなく、最期まで愛犬に寄り添い、後悔なく向き合うための大切な時間だったのだと。

だからこそ私は、犬整体を広める活動を始める決意をしました。

ペットと暮らす時間や見送る経験はかけがえのないものですが、別れの悲しさはあまりにも大きく、時にはペットロスとして深く心に残ります。その悲しみに向き合い、乗り越えていくために、この犬整体がどれほど大きな価値を持つのかを、一人でも多くの皆様にお伝えできればと強く願っております。

主任講師紹介

認定講師の松田です。

私は自分の愛犬がシニア期を迎えた頃、いつか訪れるお別れの悲しさに向き合うことができず、苦しんでいた時期がありました。

愛犬の年齢や、残された時間の長さを直視するのが怖くて、「うちの子はまだ若いんだ」と自分に言い聞かせることで目を背けていたのです。ですが、気づいた時には、以前のように散歩を喜ばなくなっていました。

そんな時に出会ったのが、犬整体です。 13歳になっていた愛犬が施術を受けると、かつてのようにいつものお散歩コースを元気に歩ききれるようになりました。その大きな変化と感動がきっかけとなり、私はこの技術を習得することを決意したのです。

整体を続けていても、愛犬は年相応に歳を重ねていきました。それでも、自分自身の手でケアをし続けられたからこそ、私は愛犬の老い、そして訪れるお別れと穏やかに、そして十分に向き合うことができたと感じています。

愛犬を想う飼い主様の気持ちは、痛いほどよく分かります。

だからこそ、大切な愛犬との最後の時間をかけがえのないものにし、後悔なく過ごしていただくために、この技術を全国へ広めていくことを心に誓っております。この想いに共感していただける方が、一人でも多く増えていくことを心より願っております。